セミナー情報

5つのワークショップから組織のデザインを学ぶ

組織デザインセミナー

実務課題の解決に向けた組織性能を活用した
組織改革アプローチ

開催概要
対象
●経営企画部門、事業企画部門のマネジャー、ご担当者の方々
●人事部門、組織人事グループの方々
●組織の課題解決を先導し、成果を出す必要のある管理職、マネジャー、リーダーの方々
本セミナーのねらい
経営環境の変化に合わせるように、組織の再編、新組織の設立など柔軟な組織改革が求められています。
しかしながら、改革の繰り返しにより、効率が悪くなり、本来の組織機能がうまく回らなくなっていることも現状にあります。
本セミナーでは、組織の改革方向を明確にし、自社の組織の姿を認識するとともに、実務課題の解決に向けた組織性能を活用した組織改革のアプローチ手法を身につけます。
組織性能とは
●めざすべき組織像毎に、求められる組織の力
●組織構成員一人ひとりの発揮能力ではなく、組織構造(組織図)、意思決定システム・業務システムの仕組み、人材、組織文化の相互作用の結果として発揮される組織としての能力
参加者の声
●組織について議論するための切り口が分かった。(製造業 人事 係長・主任クラス)
●いろいろなフレームが今後に役立ちます。(製造業 人事 次長・課長クラス)
●組織改定に関わる身として、もっと早く受ければよかった。(製薬製造業 経営企画 次長・課長クラス)
●直感になりがちな組織構築をロジカルにできるようになりました。(学校法人 管理 係長・主任クラス)
プログラム
1日目 10:00~17:00
【1】組織改革の概要
 (1)組織論
   ・組織論を古典から近年までの紐解きと傾向
 (2)組織づくりのための着眼点
   ・経営環境の変化にともなう戦略的な方向感
 (3)組織改革とその対象
   [1]組織構造(組織図)
   [2]意思決定システム・業務システムの仕組み
   [3]人材
   [4]組織文化

【2】組織の改革方向の明確化(組織性能デザイン)
 (1)トップダウンおよびボトムアップからの改革アプローチ
   [1]改革アプローチの視点
    ・デザインアプローチ:戦略実現に向けた組織の再設計
    ・リサーチアプローチ:業務機能上の問題解決に向けた組織の改善
   [2]責任権限のあり方
   [3]組織の管理方法の見直し
   [4]人材の活性度検討
    【ワークショップ1】「機能×管理×人」視点による組織実態の洗い出し
             【個人ワーク】 + 【グループ討議】
 (2)組織性能とは
   [1]組織成果として発揮する能力
   [2]相互作用の結果として発揮する組織
   [3]組織性能ごとの内容と活用の考え方
 (3)組織性能デザインの考え方
   [1]敢えてアンバランスな状態を作り出す
   [2]めざすべき組織像から見て強める性能、弱める性能を見出す
 (4)めざすべき組織像を2つの軸から描く
   [1]顧客提供価値を描く
    ・標準価値を強める  ・個別価値を強める
   [2]事業特性・戦略の方向性を描く
    ・積極攻勢・展開   ・積極防御・防衛

【3】ケース・スタディから学ぶ
  ・下記ケースから組織性能デザインの実践演習を行い、
   自社組織の組織性能を考える
   [1]事業間の相乗効果を発揮し、独立性を確保するための「企業組織」
   [2]事業間接、本社間接の効率化と高質化を両立する「間接組織」
   [3]営業、開発、製造機能間連携を促進する「事業部組織」
   [4]顧客や製品セグメントの変化に応じた「営業部門組織」
   [5]従業員が活性化され能力を最大発揮できる「職場組織」
2日目 10:00~17:00
【4】自社の組織性能の診断
  ・自社組織の組織性能を「組織性能簡易診断」により把握する
  【ワークショップ2】「組織性能簡易診断」組織性能アンバランス化方向の明確化
           【個人ワーク】 + 【グループ討議】

【5】理論的に捉えて、実務課題の構造化
  ・ワークショップ1、2の内容を理論的に捉え整理し、
   組織性能アンバランス化方向から実務課題を構造化する
  【ワークショップ3】「組織構造・仕組み・人材・組織文化」の課題を構造化
           【個人ワーク】

【6】組織課題を解決するための「組織デザイン」
 (1) 組織要件のデザイン
 (2) 改革後の組織図のデザイン
 (3) 分業・統制方法のデザイン
 (4) 人材要件のデザイン
   【ワークショップ4】「自社で活用できる組織図」の作成
            【個人ワーク】 + 【グループ討議】

【7】実務課題の重点化と実行計画表の作成
 (1)実務課題を評価指標に従って評価し、重点化を図る
 (2)実務課題を詳細化する
   ・目的、実施事項、障害と対応方法、スケジュール等を検討し、詳細化する
 (3)重点化した実務課題を実行計画表に落とし込む
   【ワークショップ5】「実務課題の重点化と実行計画」の作成
            【個人ワーク】 + 【グループ討議】

【8】組織改革実行後に理解すべき内容
 (1)業務プロセスの設計方法の理解
 (2)人員配置設定方法の理解
 (3)マネジメントの仕組みの設計方法の理解

【9】まとめ&質疑応答

ご案内
講師
江渡 康裕
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント

蛭田  潤
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント

会場について
※開催会場は変更する場合があります。その場合は別途ご案内いたします。
料金について
 参加料(税抜)
日本能率協会法人会員89,000円/1名
会員外99,000円/1名

・参加料にはテキスト、昼食費が含まれております。
・本事業終了時の消費税率を適用させていただきます。
定員
25名(10名に満たない場合は延期する場合があります。)
※参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
プログラムについて

※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋1-2-2 住友商事竹橋ビル
日本能率協会研修室 15階・16階
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口より 徒歩2分
東京メトロ半蔵門線 神保町駅 A0出口より 徒歩10分
都営三田線 神保町駅 A0出口より 徒歩10分
都営新宿線 神保町駅 A0出口より 徒歩10分
開催日程およびお申込みについて

お申込みURL

お問い合せ先

経営人材センター TEL : 03-3434-1955 FAX : 03-3434-6387

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